〇〇市健康管理課から健康情報です。
O目の健康
最近、目の調査が悪いと言って病院に来る人に①「角膜びらん」と呼ばれる症状(*1)が多いです。これは、黒目(*2)の部分の一番上の皮「角膜上皮」に何かの刺激で傷がついたり、皮がむけたりした状態です。これまではコンタクトレンズ(*3)を使う人に多かった病気ですが、最近はパソコンを長時間使う人にも増えます。
テレビもパソコンと同じように画面(*4)を見ますが、テレビではこの症状があり起きません。テレビとパソコンでは大きな違いがあります。パソコンの作業では、長い時間じっと画面を見るので、まばたきの回数が減ります。まばたきには涙を出して目を守る働きがありますが、まばたきの回数が減ると、目の表面が乾燥し、傷がつきやすくなるのです。ちょっと目が疲れたと思って、目をこする人が多いです。これが一番いけません。その時は、意識して( 1 )のがよいでしょう。
また、つかれが原因ではなく、紙の角が入った、庭の木の枝がはねて目に入った、赤ちゃんのつめが目に当たった、などでも起きます。
ゴミが入ったような感じがする、まぶしく目が開けにくい、涙があふれる、などの症状があったら、病院に相談してください。
健康情報はパソコンでも見ることができます。(http://www……)
(*1)症状:病気やけがの状態
(*2)黒目:目の黒い部分
(*3)コンタクトレンズ:目に直接当てるレンズ
(*4)画面:テレビやパソコンで、絵や字が出てくるところ
(*5)まばたき:瞬間的に目を閉じたり開いたりする働き