雨が上がってあとのそらに虹がかかることがある。虹が魅力的に感じられるのは、空に描かれたとても大きな絵のようにところと、美しいのハーモニー、そして、すぐ消えてしまうところだ。夏によく見られることから、俳句では夏の季語になている。
虹は、雨の水滴がレンズとなり、太陽の光を複数の色に分けることで起きる現象だ。また、大きな滝や下や、ホースの先から水が細かく飛びところでも、太陽の光が当たると、小さい虹が見える。虹の色の数は日本では7色とされるが、古代では5色だったそうだ。( 1 )沖では2色であり、地域や時代で色の数は違っているようである。
「虹」という漢字は「虫」と「工」からできているが、それは、その字を作った中国で、虹が蛇(*1)や竜(2)だと考えられていたからだそうだ。それも雄(*3)の竜だという。空にかかる虹が竜と考えられたというのは理解できるが、虹を見て雄の竜を想像する力は私にはない。
(*1)蛇:動物の名前
(*2)竜:想像の動物の名前
(*3)雄:動物の「男」の呼び方