「家紋(かもん)」を知っていますか。
それぞれの家が持っている印(しるし)のことです。最初は1500年代の終わりごろ、戦争で旗措かれ、目印として使われました。それが江戸時代(えどじだい)(1603年―1868年)になると、武士の家の印として、衣服に付けるようになりました。その後、商人(しょうにん)など武士以外の人の間でも、冠婚葬祭(かんこんそうさい)(*1)に着る着物につける習慣ができたと言われています。
現代でも、結婚式や葬式(そうしき)などでは、家紋(かもん)のついた着物をよく見ます。
(*1)冠婚葬祭(かんこんそうさい):結婚式、葬式(人がなくなった時に行う式)など
家紋について、正しいのはどれか。