わが子の友だちが家に来て、家族に迷惑をかけたり、行儀(ぎょうぎ)が悪かったりしたとき、ふつうの親は、他人の子だからと、へんな遠慮を見せて、叱らないですませてしまうことが多いようです。しかし、こんなときこそ、他人の子いえども、何らはばかるところなく、自分の子と同じように叱ってみることです。それがその子のためになることは言うまでもありませんが、むしろそれ以上に、わが子のためになることが多いからです。
(多湖輝「しっけの知恵」PHP研究所)
「それ」は何を指しているか。
携帯依存(*1)症(しょう)病気がある。現代に生きる多くの人がこの病気にっかかっていると言われている。この病気にかかった人は、携帯電話がなければ何もできない。だれともつながることができないと感じてしこうのだ。その結果、携帯がないと落ち着きがなくなり、何も手につかなくなってしまう。しかし、恐ろしいのはこれだけではない。本当に恐ろしいのは人と直接コミュニケーションをとることができなくなってしまうことである。直接で済ませてしまう。そしてそれがさらに携帯への依存を高めてしまうのだ。
(*1)依存(いぞん):何かに頼らなけらば生活できないこと
「これ」は何を指しているか。
お金が大切なことはだれでもよく分かったいますが、お金をつくることが人生の目的ではありません。お金は使うためにあるものです。使って心の満足を得るためにあるものです。①それさえも、死んでしまえばなにもないのと同じなんですから。
お金を持っていくらかでも意義(いぎ)があるとすれば、②それは人間が生きているからです。だから生きている間に、それを使ってしまうか、死んだあとに何を使われるようにしたいか、決めておく必要があります。