1. 退社して5年 _______ 、昔の同僚に会った。




2. 地下鉄2号線で行けば、乗り換え _______ 。




3. わたしは、いつ雨が _______ 、常に折り畳み傘を持ち歩いている。




4. 月末で忙しく、映画を見る _______ 、食事をする時間さえもない。




5. ヨーロッパからアジアに _______ テロ事件は広がりを見せている。




日本人に個性がないということはよく言われていることだけれど、今世界的に、一週間、「…1…」年間にどれだけ働くか、ということについて、常識的な申し合わせが行われていることには、わたしはいつも違和感を覚えている。

わたしは毎年、身体障害者の方たちとイスラエルやイタリアなどに巡礼の旅をしているが、一昨年はシナイ山に登った。盲人も6人、ボランティアの助力を得て頂上を究めた。

普段、数10歩しか歩けない車椅子の人にも、頂上への道を少しでも歩いてもらった。障害者にとっての山頂は、決して現実の山の頂ではない。もし普段 100歩しか歩けない障碍者が、頑張ってその日「…2…」、山道を200歩歩いて力尽きたら、そこ「…3…」がその人にとっての光栄ある山頂なのである。

人間が週に何時間働くべきか、ということにも、一人一人の適切な時間があると思う。労働時間を一律に決めなければならない、とするのは専門職ではない。未熟連労働に対する基準としてのみ有効である。

未熟練労働者の場合は、時間「…4…」の労働賃金をできるだけ高くし、それによって労働時間を短縮しようとして当然である。

 しかし、専門職と呼ばれる仕事に従事する人は、労働報酬の時間当たりの金額など、ほとんど問題外だ。

わたしは小説家だが、小説家の仕事の専門職に属するから、一つの作品のためにどれだけ時間を「…5…」勝手である。短編をほんの2・3時間で書いて しまうこともあるし、10年、20年と資料を集め調べ続けてやっと完成するものもある。一つの作品にわたしがどれだけの時間や労力や調査費をかけようが、 昼夜何時間ずつ働こうが、それはわたしがプロである以上、自由である。

6. 「…1…」に入る最も適当なものはどれか。




7. 「…2…」に入る最も適当なものはどれか。




8. 「…3…」に入る最も適当なものはどれか。




9. 「…4…」に入る最も適当なものはどれか。




10. 「…5…」に入る最も適当なものはどれか。




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