人から何かを頼まれたり、誘われたときに、「忙しい」と言って断ることは多い。「申し訳ありませんが、今は忙しくて無理です」「いやあ、ぜひ行きたいけれど、バタバタして、それどころじゃなくて」「まだ子供に手がかかって忙しくて」などなど。
そして、「忙しい」ことを言い訳にすれば、断られたほうも、「それじゃあ、仕方ないか」と、納得するだろう。
たしかに、今の会社、普通に生活していれば、暇な人など少ないだろう。何らかの役割を果たしていれば、誰でも同じように忙しいはずだ。
プライベートな依頼や誘いであれば、たいていは「忙しい」ことを口実にすれば、断られたほうも納得し、関係に角がたたない。だが、いつもワンパターンで「忙しい」と断るのも、野暮な言い訳だ。いつもそう断っていたら、だんだn「…1…」。
ビジネスの場でも、「忙しくて…」という言い訳は頻繁に使われる。だが、仕事の依頼に対して、この断り方はあまりに能がない。この言い訳を繰り返し ていると、仕事ができない人と「…2…」。仕事のできる人は、猛烈に忙しいなかでも、しっかりと着実に、仕事を進めているものだ。
会社のなかで、「忙しくてできませんでした」「昨日、部長に仕事を突然命じられたので、できませんでした」などと平気で言い訳をする人がいる。むしろ、暇な人「…3…」、このように言うのではないかと思えるほどだ。
「…4…」、それなりに忙しくて大変なのだろう。部長に突然仕事を頼まれたらいやとは言えず、ほかよりも優先せざるをえなかったのだろう。そのために、ほかの仕事に支障が出たのはよくわかる。だからといって、それ以前からするべき仕事をしなくてよい「…5…」。
仕事をしていれば誰でも同じように忙しいのだ。いかに忙しいからといって、それを理由に、約束の仕事ができなかった言い訳にはできない。