最近(さいきん)、「なかしょく（中食）」という言葉をよく見聞(みき)きするようになった。中食というのはレストランなどで食べる外食(がいしょく)と、家で作って食べる食事(しょくじ)の中間（＊１）のもので、できあがった料理を買ってきて、家でたべことをいう。

この中食を扱(あつか)う店も増えてきた。私もときどき利用(りよう)することがあるが、一人で食べる時などはとても便利だ。多くの種類(しゅるい)を少しずつ買えるからだ。これを家で作るとなると、大変だ。種類(しゅるい)の違う料理を少しずつ作るため、いろいろな材料をそろえなければならない。しかし、①中食を利用するといろいろ節約(せつやく)ができる。料理(りょうり)をする時間や手間(てま)は必要なく、いろいろな料理(りょうり)を作るためにたくさんの材料を用意しなくてもいいのだ。

これまでは一人暮らしの男性や仕事をする女性が主な対象だったが、②最近では、主婦(しゅふ)やお年寄りの間にも利用が広がってきているという。小さい子供がいて外食が難しいので、家に友達を集めて利用したいという主婦(しゅふ)たちや、台所仕事(だいどころしごと)も外出も大変なお年寄(としよ)りに、料理を届けてくれる店などもあり、人気だという。

私も、仕事で帰りが遅くなるときに中食の店に行くのだが、これからもいろいろな機会(きかい)に利用ことになりそうだ。

（＊１）中間：二つの場所や物事の間

現在は過去によって支えられている。そして現在の生き方が未来を決定する。現在は過去の結果だが、未来は現在の結果となるのだ。ここからどう生きればよいかがわかる。いまという時間に全力投球するのがベストなのである。